囚われのパルマがやばい
話題のイケメン監視ゲーム、囚われのパルマをプレイしてみたところ
まんまとハマりました。すっげえおもしれえよぉ。
説明が下手なのでどういうゲームかは各々で確認してほしい。
見てきたか!?
よし!話を続けるぞ!
とりあえず何時間かプレイしてみた感想としては
「やべーな」
に尽きます。
監視システムがやばい
とにかくやばい。
ゲーム開始後のチュートリアルでハルトに差し入れを送った後
ナビゲーションキャラクターが「彼の反応を見よう!」的な事を言うんです。
直前でLINEのようなメッセージの機能を紹介されていたので、私は
“なるほどここでメッセージを使うんだな?”と画面をタップしていました。
そしたらこれですよ。
やべーよ。
あ~いとしいあの人、お昼ご飯何食べたんだろう?とか思わなくていいんだよ。
見ればいいんだから!PEACE!PEACE!
ハルトの部屋には洗面台、机、ベッドの3ヶ所に監視カメラがしかけてあり、プレイヤーは常にその監視カメラの映像を見る事が出来ます。
この斜線部分が見れる範囲ですね(今書きました)
あれ意外と死角あるな…。これは人権的にセーフなのでは…。
観察しててわかったんですけど、この死角のゾーンにゴミ箱がありますよね。
なんでそう思うかというと、ゴミを捨てるタイミングでいつもカメラに映らなくなるんですよ。高速切り替えしても映らないので恐らくベッドの足元か洗面台の横あたりにあるのかなぁと。ゴミを捨てるその一瞬すらも目を離したくないのに困るよ!カメラ3台あれば死角なんかできないはずだろ!!!
なんで監視が許されているのかはよくわかりませんが、ここまでやっていいんかい!度が突き抜けていて気持ちがいいです。シーマンぐらい見せてくれます。
最初は「えっ、ここまでやるのはどうなの?これは世に出していいものなのか?」と戸惑っていた私ですが、パンツ1丁で部屋をうろつく姿を見ながら「あ、今日差し入れしたパンツ履いてくれたんだな」とニッコリできる程度には慣れました。
割り切ろう!!ゲームだ!!!
メッセージがやばい
メッセージのやり取りができる恋愛シミュレーションゲームはそう珍しくはありませんが、囚われのパルマのメッセージ機能は定型文とはいえなかなかリアルで面白いです。
出来るだけ素直に回答を選んだ方が楽しいと思います。その会話の傾向でこちらの人格を把握していくシステムなので、自分はこう思う!と送った文章に対して「君らしいね」などと言ってくれるのです。私を解ってくれている…。
ハルトとメッセージを楽しむ為に話題を掻き集める作業も楽しいです。公園で犬に吠えられたとか逐一報告してます。
メッセージは監視と併用するとより楽しいですよ。
メッセージを送る→監視→あ!スマホをいじってる!返事が来るぞ!→メッセージに新着みたいな。もうプロのストーカーですよね。
差し入れした物に対する反応をまず監視でチェックした上で、メッセージで「どうだった?」と聞く流れなんかもう正気じゃ出来ない気がします。私は基本的に正気じゃないので、差し入れしたあんパンに対しての「ちょっと苦手だな」というリアクションを見た上で「どうだった?あれ?もしかして苦手だった?」的なメッセージも平気で送れました。
大丈夫!!ゲームだ!!!
面会がやばい
なんかもう設定とか忘れたんですけど定期的に面会ができるんですよ。
この面会はガラス越しに行われているので、スマホの画面を上手く使ったナイス演出だなぁと感心しながら見てました。このへんは割と普通に素敵ですね。
で、なにがやばいって面会の延長方法ですよ。
面会延長=課金なんです。
リアルすぎない?
ゲーム上は看守が「しょうがないですね、ちょっとだけですよ」な雰囲気で見逃してくれてる感があるんですが、実際は金を握らせてるんですよ。
私はこの延長全部課金しましたが、正直に言うとシナリオが見たいというよりも看守に金を握らせたいという思いが強かったです。
内容的にはそれほど重要ではないのでハルトきゅんとちょっとでも多く喋りたい!って方以外は面会を延長する意味は薄いかなと思います。
本来なくてもいいプラスα部分なので若干会話が不自然だったりしますしね。
このゲーム、とっても雰囲気が良いんです。
設定も舞台である孤島もミステリアスでとても興味をそそられるし
イラストも3Dグラフィックも美しく、BGMも落ち着いていて心地良いです。
ハルトは物静かだけどちょっと可愛らしい面もあって、所謂乙女ゲーの
攻略対象としては珍しいごく普通の青年です。
そんな素敵なシチュエーションに監視というとんでもないスパイスを入れた事により、ただただプレイヤーが狂っていくという楽しいゲームです。
システム的には男性向けの方が需要はありそうですが、そのまんま性別を逆転させたゲームを出したら三日三晩燃え続ける気がします。
年齢制限を設けてしまえばいけそうですが、それはそれで別物になってしまうというか。こういう雰囲気は楽しめないかもなぁと思います。
なんででしょうね、男女差別ですよね。
はー!女でよかったなー!(大の字)