雑記。

言いたい事だけ言って生きていきたい。

刀ステを見てくれ

基本的には周りの目を気にする事なくtwitterで好き勝手呟いていたのですが

30代に突入してから主にオタク方面にどんどん自制が効かなくなってきて

「延々好きな事だけ喋っていたいし字数足らんしブログの方がいいんじゃない」

と気付いたのでブログにします。

 

しかし今後もtwitterで好き勝手に呟き続けるので何も変わらんというか

どちらかといえば悪化です。

昔やっていた時も内容の痛さに耐えきれなくなって消したのに学習しません。

ここもいつか埋め立てるでしょう。

 

 

そんな事はどうでもいいんだ。

刀ステ(正式名称:舞台 『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺)を見てくれ。

(心の底から全文ガッテンガッテンした素晴らしい感想を書かれた方が

既にいらっしゃるのでネタバレOKな方はこちらを全力でお勧めいたします)

noragohan.hatenablog.com

 

 

配信開始から数日経っても“皆見て欲”が治まらず。

本当に素晴らしかったからたくさんの人に見て欲しいんだけど、気持ちが先走りすぎてとりあえず見てくれと連呼してるだけだったので、その「見てくれ!!!!!」って気持ちを説明(出来る気はしない)しようかなと思いまして。

核心に迫るネタバレはしないので読んでみて気になったら、配信またはDVD及びBDで見てくださると嬉しいです。

でもできれば配信を今すぐ見て欲しいです。

皆の感想が見たい聞きたい歌いたい。

(書き終わって読み返したんですけど、読む気を削ぐ長さで申し訳ないです。

我慢して読んで…!というかネタバレ抜きでこの長さってなんでだ…!?)

 

 

2.5次元舞台との邂逅

所謂2.5次元という物にほぼ触れずに生きて来て、今後も見る事はないだろうと思っていました。3次元はな…みたいなマイナスな感情はないけど興味もないって感じでね。2次元のキャラクターが動いている姿を見たければアニメの方がいいだろうし、何より舞台というのがいまいちよくわからん。なぜ舞台なのか。

続々と人気漫画やアニメの舞台化が発表されている昨今、イケメン俳優達が活躍する場として作品が使われているだけなのでは?というような感覚が多少なりともありました。

 

それに関して、ここで深くお詫び申し上げます。

本当に申し訳ありませんでした。

完全に私が間違っていた。敗訴の紙を掲げて走り回りたい。

刀ステを一番見るべきなのは、なによりも原作ファンです。

今はそう断言できます。

 

 

5月某日。

「北千住めっちゃ遠い」と思いながら、シアター1010に刀剣乱舞の舞台を観に行きました。(前述の通り舞台と言うもの自体にはさほど興味はなかったものの、刀剣乱舞は「もう好きとかそういうんじゃないんだ…」というくらい思い入れがあるので刀剣乱舞のお話だったら見てみたかったのです。)

開演の少し前に会場に入ると既に周りには他の観客の方々が着席しており、前を通る際に軽く会釈をしながら席に着きました。二階席の最前列という、少しだけ手すりが気になるもののとても見やすい席でした。ステージ意外とちっちゃいなとか、セットシンプルすぎじゃないかななど今思えば笑止千万な事を思いつつ早く始まらないかなとぼんやりしていました。

 

その時、隣の女性が後ろの席の方々に向かって

「もし前のめりになっていたら遠慮なく肩を叩いてくださいね」

と話しかけていたのを覚えています。

なぜそんな事を言うのかなと少し考えて “あぁ、身を乗り出して手すりの下を覗き込むような体勢になって後ろの人の視界を遮らないようにか” と納得しました。この時は随分と心配性な人だなと思ってしまいましたが、彼女の気遣いがあったおかげで自分が前のめりになりそうになった時にハッと気付く事が出来たのでとても感謝しています。

 

人は熱中すると体が前に出てしまうという事を身をもって知りました。

更に夢中になりすぎて瞬きを忘れるとドライアイになるという事*1も知りました。シーン関係なくずっと泣いている女に見覚えがありましたらそれは私です。 

その節はお見苦しい姿で失礼致しました。

 

もう既にたくさんの方々に語られまくってる事なのですが、刀剣男士は実在しました。知らなかった!フィクションだと思ってたから!

私の語彙力の無さゆえにこれ以上の表現が出来ないのですが、実在したんです。大げさに聞こえるかもしれないけど、本当にキャラクターそのものでした。

そして、1年以上ずっとゲームをやりこんでいるからこそ思う。

「よくここまで役作りできたな…!?」と。

 

刀剣乱舞の情報量はとても少ないです。*2

キャラの容姿と多少の説明を含むボイス、あとはキャラ同士の掛け合いがほんの少しあったりなかったり。それくらいです。ゲーム画面のキャラクターは動いたりしないので基本的に数種類の立ち絵以外の姿を見た事がありません。 

なのでぶっちゃけてしまうと、舞台上の世界に入り込めるか少し不安でした。見た事がないものを見せられるわけだし、そもそも2次元のキャラクターをそっくりそのまま再現できるわけはないだろうし。なんていうかこう俯瞰というか、ちょっと引いた所から見ちゃうかもしれないなと思っておりました。

 

始まって数分後、完全に目の前の世界に入り込んでいました。そもそも心配していた違和感が無いんです。情報を組み合わせて、想像して、自分の中で作り上げていた刀剣男士達が目の前に存在したのです。

「似てる~!」じゃなくて「ほ、本物だ~~~!!!」でした。

三日月宗近がお茶を啜る姿も、山姥切国広が体育座りで蹲る姿も、へし切長谷部のお辞儀の角度も、鶴丸国永の欠伸も、薬研藤四郎の膝小僧*3も「ああ~!知ってる~!見た事ある~~!」と本気で思いました。

見た事がないはずなのに見た事があると思えるくらい、完璧にキャラクターになりきってくださっていて本当に感謝しかなかった。

 

でももしかしたら、ゲームをめちゃめちゃ素直に楽しんでいる人だと多少違和感があったかもしれない。

例えば、ゲームのへし切長谷部というキャラクターは基本的にとても丁寧に喋るし戦闘以外では声を荒げる事はありません。それに対して刀ステのへし切長谷部は怒ってばかりだし、時には胸倉を掴んで怒鳴りつけたり…。

 

だが待ってくれ!これ解釈違いとかそういう話じゃないんだ!

長谷部が優しいのって、基本的に私(プレイヤー)に対してだから!!!

私が見てない時の長谷部ってああなのよ!わかって!特に今回は不動が、ね!

今後鑑賞する人はエンディングの長谷部のお辞儀の時の表情を見て欲しい。

あれ私(達)に向かってやってるからあんなにガラっと変わるんですよ。

大丈夫、正気です。

そのぐらいキャラクターが研究され、足りない部分が補完されていたのです。

 

既に文字数が割とあれですが、それぞれのキャラクターについて一通りお喋りがしたいのでします。

 

三日月宗近

第一声が鳥海浩輔さんの声でした。

舞台に疎い私でしたが三日月役の鈴木拡樹さんのお名前だけは存じておりました。そしてすぐになぜ私でも名前を知っていたのか思い知らされました。

とんでもない実力者だからだよ…!

頭のてっぺんからつま先まで寸分の隙もなく三日月宗近でした。ちょっとした所作から滲み出る“平安”らしさが本当に凄かった。街中で「この人物は何時代の人でしょう」と鈴木ひろ近を見せながらアンケートを取ったら、全員が平安時代と答えると思う。紅白戦での山姥切国広をからかう様な戦い方や終盤での強敵相手との本気の戦い方、それら全てから滲み出る強キャラ感。あれは完全にレベルがカンストしていました。

終始穏やかで優しげだったのにも関わらず、相手に畏怖の念を持たせるようなそんな少し怖い面もあって“嗚呼、神様だ…”と手を合わせました。(本当に合わせた)

 

山姥切国広。

綺麗とか言うなとか無茶言わないでくれ。

私の初期刀も山姥切国広でとても思い入れの強いキャラクターでしたがもうね、荒牧慶彦さんのまんばちゃんはパーフェクトでした。名刀山姥切の写しとして生まれた刀なのでコンプレックス故に少し屈折した所があってね。でも本当は真っ直ぐで真面目な子なの!それを表現してくれて本当にありがとう…!舞台上のまんばちゃんが成長していく姿を見ていたら親心が爆発して泣いてしまった。

うぅ、うちの子が…。主とっても嬉しいよ…。

思い入れが強すぎて変な方向に行きそうなので殺陣時の布の話をします。山姥切国広のトレードマークであるあの布をあそこまで美しく翻せるとは本当に驚きました。まんばのキャラクターデザインは大好きだけど正直あの布は絶対邪魔だよね!翻しつつも左手に持った鞘で抑えて広がり過ぎて体に絡まないようにされてて、どれだけのあの布の扱いの練習をされたのか素人にはよくわかりません。

うちの子は本当に凄い。

 

宗三左文字。

「とんでもねえ美人が現れたぞ…!」

最初に登場した瞬間、心が騒めきました。

キャラクターのビジュアルをご覧になればわかるように恐らく一番“無茶やろ!”感のあるデザインだと思います。更に声も少し高めで喋り方も特徴的で、演じるのが非常に難しかったと思います。しかし世の中には再現できる人がいるものなんですね。宗三役の佐々木喜英さんには本当に感服いたしました。

終盤の宗三のとある表情を見た時「あ、今国が傾いたな」と思いました。

女性的な立ち振る舞いとギャップのあるワイルドな殺陣がとても良かった。

刀ステの宗三はとても重要なポジションにいます。これに関して説明なんていう野暮な事はできません。是非是非本編をご覧になってください。

原作原理主義者の私が刀ステを通じて宗三の事を更に好きになりました。

これってすごい事だと思う。

 

不動行光。

刀ステを見る事で一番見方が変わる刀だと思います。

不動行光がなぜああいった性格なのか、なぜあんなにも信長に拘るのか。その理由は劇中の三日月の「物に心が宿る」という話のおかげで理解できました。

不動役の椎名鯛造さんの演技力が本当に素晴らしくて、公演やライブビューイングや配信でもう何度も何度も見たはずなのに泣かずに見れないです。むしろ見ていない時でも思い出し泣く。どんな説明をしてもネタバレに繋がってしまいそうなので、宗三の項目でも書きましたがどうか本編をご覧になってください。

不動の殺陣は、顕現したてという事もあり最初はぎこちない動きです。そのぎこちなさや戦いに慣れていない感じを表現できるのは椎名さんの高い技術があってこそだと思います。そしてあの真剣必殺も完全再現されています。本当に凄い。

 

へし切長谷部。

長谷部だった。

本当に長谷部だった。私はへし切長谷部を見る為だけに福岡に行くぐらい長谷部というキャラクターが好きで、所謂推しキャラです。ルックスや声の再現の素晴らしさは勿論の事、長谷部という刀の持つ複雑な思いをそのまま抱えた状態で演じてくださっていて本当に嬉しかったです。なんていうかね、他の役者さんも皆さんそうなんですがね、演じている和田雅成さんが長谷部そのものなので上っ面感がないんですよ。怪我をした小夜にかける時の声は優しげな声じゃなくて怪我をした小夜を気にかけている声なんですよ。だらしなく酒に酔っている不動にかける声は怒っている声じゃなくて不動を厳しく律する声なんですよ。

わかりますか。(わかりましょう)

真剣必殺時の腹筋が理想的すぎると思っていたら、実際に長谷部の体を意識してあのバキバキすぎない腹筋を作ってくださっていたようで。ありがてえよ…。

和田さんの軍議での戦いの全てを是非見たいです。どうか!DVD及びBDに全軍議シーンを収録してください!どうか!別売りでも構いません!!!

 

薬研藤四郎。

あの短パンを履きこなす成人男性がいたという奇跡。

いやー、かっこいい。思わずどストレートな感想が飛び出したぐらい男前の薬研藤四郎でした。なんであんなに男前なんだ~!

演じている北村諒さんのルックスが素晴らしいというだけじゃなくて、中身も男前の我々の薬研ニキが現世に存在したんだ。

書きたい事は山ほどあれど、薬研のマリアナ海溝のように深い懐を思い出して泣いているのでうまく言葉に出来ない。なんで白衣着て鍬持ってるんだ…。

薬研の殺陣は他の短刀達と同じように自身の体も武器にして戦うスタイルです。蹴りが、その蹴りがやべえんだ。短刀なのに、短パンなのに最高にかっこいいんだ。まさに薬研。

語彙で解決するのはもう無理だから、どうにかして伝わってくれ。

真剣必殺の時にあの柄ラー垂涎のセリフが聞けます。Don't miss it!

 

江雪左文字。

宗三左文字と並んで再現の難しそうな江雪左文字。

見事に再現されてました。なんでだよってぐらい再現されてました。

そして江雪さんを演じる輝馬さんは私の中で、“あの衣装で良く殺陣ができるね大賞”を三日月役の鈴木さんと並んでW受賞しました。

衣装もさることながら、あのウィッグが…!死ぬほど長い上に特徴的な前髪のせいでだいぶ視界が悪かったのではなかろうか。

江雪さんの殺陣は他の刀剣と比べるととても動きがシンプルかつゆっくり目です。でもそれが本当に江雪さんの強さ、そして戦うという行為への悲しみが表れていてすごく良かった。一太刀振るうだけで的確に敵を倒し、長い髪を乱すことも無い。流石レア4太刀。

江雪さんが物語の終盤に宗三にかける言葉が本当にグっときてね、皆に見て欲しいね…。左文字兄弟は本当に尊い。お互い支え合ってる姿が心に残りました。 

 

鯰尾藤四郎。

刀ステの鯰尾藤四郎はとても無邪気な良い子でした。

だからこそ、大阪城の回想の再現シーンでの鯰尾の目が忘れられない。鯰尾の無邪気さの裏側にある大事な物が欠落しているという事実を突きつけられて胸が痛くなりました。ただ明るいだけのキャラクターではないという事を、鯰尾役の杉江大志さんは意識されたのではないかなと思います。

 鯰尾の殺陣は刀を体の一部として扱っているような動きで、短刀とはまた違って面白かったです。大胆に懐に入り込んで敵の手首を掴み動きを封じて切りつけるという戦い方を見た時審神者はめっちゃドキドキしました。短刀勢を含め、リーチの短い刀の戦い方がとても興味深かった。敵との戦闘中に首を傾げて「どうしよっかな?」と迷ってる仕草をする鯰尾を見てくれ!頼む!本当にあそこは鯰尾すぎて変な声が出そうになりました。カーテンコールでのいち兄が起こした事件の時、隣の鯰尾が自分のマイクを外して渡そうとしていたらしいので早くDVDでそのシーンを確認したい。

 

小夜左文字。

身体能力がまじでぱねえ。

小柄な体から繰り出される鋭く高さのある蹴り、迷い無く喉元を切り裂く無駄の無い動き。当たり前のように敵を殺そうとする、「復讐」という悲しい思いを背負って生まれた短刀の小夜左文字がそこにいました。

ゲームの小夜左文字は確か身長が一番低いキャラクターなので流石に違和感がお仕事しちゃうかなと思ったのですが、全く働きませんでした。足を開き腰を落としている体勢が多かったのはもしかしたら身長をカバーする為だったかもしれません。ですがとても自然というかむしろその体勢が小夜らしかった。

常に眼に力を入れ睨むようにして三白眼ぎみにしてらっしゃったのでカーテンコール時の素のお顔がまるで別人だったのが印象に残りました。小夜役の納谷健さんは今作がデビュー作らしく将来有望すぎて腰を抜かしそうになります。演技もさることながら、戦闘シーンが本当に素晴らしい。

 

燭台切光忠。

燭台切光忠より背の高い燭台切光忠が存在していいのか。(いいのだ)

ルックスが本当に本当にパーフェクトに燭台切光忠でした。実は他の役者さん方はさほど原作に忠実な身長ではないのですが、身長187cmの東啓介さん演じる燭台切が舞台にいると、グッとリアリティが増していたように思えます。

正直言ってしまうとインパクトの強い場面が多すぎてそこばかり記憶に残ってしまっているのですが、不動に対してのやれやれという困った笑顔や共闘中の鶴丸に対するフッと笑った瞬間など本当に細かい所まで徹底して燭台切のあの感じが再現されていました。

ごめんなさいね、説明が下手で。私の好きなあの感じです。

殺陣は打撃の高さを物語るような力強さが印象的で、特に紅白戦での長谷部との戦いは太刀VS打刀だという事がすごく解りやすかった。あのシーンは配信版で100回くらい見ている。

東さんは御歳二十歳だそうです。その事実を知った時、三十路は震えました。

 

一期一振。

第一声が田丸篤志さんの声でした。

ピシッと背筋を伸ばし優雅に刀を振るう姿はまさにいち兄でした。大阪城の回想シーンで鯰尾を正すいち兄、同じ長兄として江雪を諭すいち兄、訓練中に暴れる不動を叱るいち兄。全てが正しくいち兄でした。私も叱られたかった。

そして軍議でのあのツッコミは卑怯。

廣瀬大介さん演じるいち兄は原作通りの優しい雰囲気や口調な分、戦闘時の無慈悲さが際立ちます。倒れた敵に一瞥もくれず刀に付いた血を振るって立ち去る姿は本当に痺れる。殺陣がまた特徴的で、フェンシングのようなキレがありました。いち兄の刀をくるくるとさせる姿が見たくて配信前にyoutubeのダイジェスト映像の19秒の所を100回くらい見ました。あと問題のカーテンコールマイク忘れ事件ですが、鶴丸役の染谷さんの機転のおかげで後世に伝えられる大事件へと発展した気がします。その目で見てくれ。

 

鶴丸国永。

「鶴丸まじ鶴丸」ともう何度言ったかわかりません。

鶴丸が刀を天に掲げるシーンがあるのですが、あそこは思わず手を合わせたほど理想の鶴丸国永でした。(本当に合わせた) 戦い方も軽やかに遊んでいるようだったかと思えば、声を張り上げて荒々しく敵を切りつけたりそのスイッチの切り替わり方がとても良かったです。刀を肩でトントンする動きを見る度に「あ!鶴丸がよくやる動きだ!」と思いました。ただお調子者なだけではなく、鶴丸国永という数奇な運命を辿った刀のこの世を達観している様子も垣間見えてまじで鶴丸でした。まぁ基本はお調子者なのですが。

刀ステの鶴丸は燭台切光忠と同じでヘビーなお話の緩衝材としての役目が多かったかなと思います。ですが決して添え物ではないんです。むしろあんな添え物あってたまるかい。アドリブを含め鶴丸役の染谷俊之さんが自由に演じられているなぁと感じる部分が多かったのですが、むしろその自由さが鶴丸国永でした。

 

 

そして森蘭丸役の丸目聖人さん、明智光秀役の窪寺昭さんも本当に素晴らしくまさに熱演なさっていました。このお二人と、更に敵役をやられたアンサンブルの皆さんのおかげで舞台の完成度がとんでもない事になっていたと思います。

全員が全員、吃驚するほどプロフェッショナルでした。

 

 

舞台を見終わった後も消えない興奮や感動を必死に堪えながら、「あぁこれか」と2.5次元舞台の醍醐味というものを痛感しました。

見目麗しい役者さんがお芝居をしてる姿を見るんじゃなくて、自分の大好きなキャラクター達が実際に喋ったり笑ったり泣いたりしている姿を見るものなんだ、と文字通り痛いほど感じました。

2次元ではないけれど3次元でもない。

その狭間の、まさに2.5次元の世界を堪能させて頂きました。

本当に目の前にいるんだもんな!そりゃ最高なわけだぜ!

 

演じきってくださったメインの役者陣は勿論、脚本演出の末満さん、アンサンブルの皆さん、スタッフの皆さん、もう関わってくださった全員に大感謝。

その全員を育んでくれたこの国、いやこの星、むしろ宇宙に大感謝。

全てのシーンを通して原作であるゲームの刀剣乱舞をとても大事にしてくださっているのが伝わってきて、それだけで嬉しくて涙が出そうになりました。

本当に素晴らしい舞台をありがとうございました。

 

 

延々「本人だった」と言ってるだけで内容なんてほぼないのですが、誰かの興味を惹けたらいいなぁと思います。

既にいろいろなジャンルに全身浸かっててもう浸かる部分が残っていないので舞台役者沼だけは避けたかったけど、りんりんのたこ焼き屋さん*4のリピートが止まりません。

もうだめだ(100点の笑顔)

 

舞台『刀剣乱舞』 [Blu-ray]
舞台『刀剣乱舞』 [Blu-ray]

 

www.dmm.com

 

見ような!

*1:後日行った大千秋楽のライブビューイングでもなりました。気をつけていたのになりました。

*2:その余白が魅力で流行った面もあります。

*3:薬研の膝小僧は実際に見た事があった。

*4:へし切長谷部役の和田雅成さんのチャンネル