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雑記。

言いたい事だけ言って生きていきたい。

ユーリオンアイスを見て

見てくれ

そして明日最終話を一人で見る自信がないから手を握っていてくれ

頼む

 

 

いろんな意味で話題のアニメのユーリ!!! on ICE、私もばっちりハマっています。

本格的なスケートアニメだという事も勿論ですが、もう1つ話題なのはやはり随所に散りばめられている主人公の勇利とコーチのヴィクトルの2人に関するBL的表現についてですかね。私は元々ゴリゴリの腐女子(主食商業)という事もあり何の抵抗もなく、なんなら超プラス要素だなと感じながら毎週楽しく拝見しているのですが「BLかよ!」みたいな反応を多々目にします。

 

BL自体を否定するというよりは所謂『腐媚び』として反応しているんだと思うんですけど、意図的に腐女子に媚びてウケるって結構難しいと思うんだよな~。もし腐媚びマニュアルというものがこの世に存在するなら、YOIに関してはそのセオリーからは外れている気がします。いろいろと思い切りが良すぎる。

 

勿論狙っている部分も多々ある思うよ、でも無理矢理BL要素を捻じ込んだというよりは必要だったから取り入れたって感じるんですよね。限られた話数の中でドラマを描くのにあたって、憧れや尊敬や選手として相手の能力に惹かれ嫉妬し焦がれるような気持ちを恋という表現にストンと落とし込んだのは非常にうまいやり方だと思います。恋愛表現に当てはめたからこそお話の流れがドラマティックになったし、11話のラストなんて普通に作ってたら絶対出てこないシーンだと思う。あと男性同士が恋愛しているように見えるけど、“同性であるという葛藤”みたいなものは描かれていないんですよね。なので自然と「あぁ、そういうものなんだな」と思えました。

 

そんな感じなので「男女のドラマを置き換えただけでは」みたいな意見も見かけたんだけど、YOIが男女ものだったらもっと恋愛が主軸になってしまっただろうし全然別物になっちゃうんだよな~。やっぱり男性同士だからこそ描けたものもあると思います。批判されるリスクや誤解を恐れず妥協をしなかった制作陣には本当に感謝しています。すごく勇気がいる事だと思う。腐女子が言うと説得力無くてなんだか申し訳ないけど、本当にそう思うよ。

 

そもそもYOIがBLかどうかよくわからねえんだよなぁ(略称のせいで哲学的に見えるね)。二人が惹かれ合っているのは確かだけどその間にはスケートがあるしさー。あとBLってさ、男性同士が恋愛してるのもそうだけどBLレーベルから出てるっていうのが地味にでかい気がするんだよね。そこで線が引かれてるから、BLレーベルから出ている作品であればキスすらしないほぼ友情ものであっても『なるほど…純愛なのね…』ってなるといいますか。だからあれがBLかBLじゃないかって論争をよく見るけど私はよくわからねえな!って思ってます。まぁなんでもいいじゃない。はっきりしたからといって今更見る見ないに関わる問題じゃないだろうし。見たまんまで良いと思うんだよな。愛があるのは確かだよ。

 

 

 

以下ただの日記というかぼやき(ユーリネタバレ含む)

もっとユーリオンアイス超おもしろいよー!って書こうと思ったんだけど水曜深夜の11話のショックを未だに引きずっているので無理だった…(今日火曜だよ!?)

そんなこんなで最終回目前の今も心の中が荒れているんだけど、誰か一緒に見てくれ~。先週本当に辛くてさ~、先々週もある意味(興奮で)辛かったんだけど、先週は見終わった後にちょっと呆然としちゃったんだよ~。

Cパートはぶっちゃけ前から想定していた出来事だしああいうの好きだから割と平気なんだけど、スポーツアニメとしてめっちゃくちゃ辛かったな。あまり自覚していなかったんだけど、私って主人公の勇利が大好きなんだなーと思ったよ。

 

ジャンプの瞬間手を強く握りしめてしまうぐらい緊張したし本物の試合を見ているような気分になったから感情移入しすぎちゃったのかな、実際に応援している選手が晴れ舞台で振るわなかったみたいなショックを受けたんだよ。更にその選手の「これが最後」という胸の内を知っているから辛さも倍みたいな。なのでその後のユリオの演技は本当に素晴らしかったけど感動と絶望がせめぎ合うすごく複雑な気分で見ていました。にわかなりに知識も付いてきたので今どういう状況なのかが解ってしまうのも辛かった。

ユリオが両手を上げた瞬間この世の終わりみたいな顔をしてしまった気がする。にわか、タノしってる。加点されるの、しってる。

凄く美しいジャンプだった分心を抉られた。

ピチット君の演技も、クリスの演技も、オタベックの演技も、JJの演技も全部すごく感動したけどそれでもショックの方が大きかったな。皆好きだ。ユリオも大好きだよ。でも辛いんだ。

 

あと勇利の神様でもあるヴィクトルを人間に戻したのがユリオだったという点も辛く感じたのかも。ヴィクトルを超えるのは勇利であって欲しかったから。まだフリーがあるから解らないけど、11話ショックを引きずってるくらいだからお得意のポジティブシンキングができないんだ…。勇利がヴィクトルに多大な影響を与えたのは解っているんだけど、視点が勇利になっちゃっててなんていうか見たままを受け取ってしまったんだ。

ほんとに本放送以降は一度も見返すことが出来ていない。12話を見てからじゃないと多分見れないと思う。自分でもちょっと不思議なくらい落ち込んでいる。正直12話を見るのも怖くてたまらないから応援して欲しい。

 

ああー!いやだあー!勇利に金メダル取って欲しいよー!あと引退しないでほしいー!泣かないで欲しいよー!悔いの残らない最高の演技をしてくれー!あとヴィクトルとも別れないでくれー!!離れずにそばにいてくれー!!!何十年後かに振り返った時笑って話せるような日であってくれー!!!どうか幸せになってくれー!!!二人でーーー!!!!!

 

言いたい事だけ言うのがコンセプトなので言いたい事だけ言いました。

最終話楽しみですね!

囚われのパルマがやばい

話題のイケメン監視ゲーム、囚われのパルマをプレイしてみたところ

まんまとハマりました。すっげえおもしれえよぉ。

 

説明が下手なのでどういうゲームかは各々で確認してほしい。

www.capcom.co.jp

 

見てきたか!?

よし!話を続けるぞ!

 

とりあえず何時間かプレイしてみた感想としては

「やべーな」

に尽きます。

 

監視システムがやばい

とにかくやばい。

ゲーム開始後のチュートリアルでハルトに差し入れを送った後

ナビゲーションキャラクターが「彼の反応を見よう!」的な事を言うんです。

直前でLINEのようなメッセージの機能を紹介されていたので、私は

“なるほどここでメッセージを使うんだな?”と画面をタップしていました。

そしたらこれですよ。

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やべーよ。

あ~いとしいあの人、お昼ご飯何食べたんだろう?とか思わなくていいんだよ。

見ればいいんだから!PEACE!PEACE!

 

ハルトの部屋には洗面台、机、ベッドの3ヶ所に監視カメラがしかけてあり、プレイヤーは常にその監視カメラの映像を見る事が出来ます。

この斜線部分が見れる範囲ですね(今書きました)

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あれ意外と死角あるな…。これは人権的にセーフなのでは…。

観察しててわかったんですけど、この死角のゾーンにゴミ箱がありますよね。

なんでそう思うかというと、ゴミを捨てるタイミングでいつもカメラに映らなくなるんですよ。高速切り替えしても映らないので恐らくベッドの足元か洗面台の横あたりにあるのかなぁと。ゴミを捨てるその一瞬すらも目を離したくないのに困るよ!カメラ3台あれば死角なんかできないはずだろ!!!

なんで監視が許されているのかはよくわかりませんが、ここまでやっていいんかい!度が突き抜けていて気持ちがいいです。シーマンぐらい見せてくれます。

最初は「えっ、ここまでやるのはどうなの?これは世に出していいものなのか?」と戸惑っていた私ですが、パンツ1丁で部屋をうろつく姿を見ながら「あ、今日差し入れしたパンツ履いてくれたんだな」とニッコリできる程度には慣れました。

割り切ろう!!ゲームだ!!!

 

メッセージがやばい

メッセージのやり取りができる恋愛シミュレーションゲームはそう珍しくはありませんが、囚われのパルマのメッセージ機能は定型文とはいえなかなかリアルで面白いです。

出来るだけ素直に回答を選んだ方が楽しいと思います。その会話の傾向でこちらの人格を把握していくシステムなので、自分はこう思う!と送った文章に対して「君らしいね」などと言ってくれるのです。私を解ってくれている…。

ハルトとメッセージを楽しむ為に話題を掻き集める作業も楽しいです。公園で犬に吠えられたとか逐一報告してます。

メッセージは監視と併用するとより楽しいですよ。

メッセージを送る→監視→あ!スマホをいじってる!返事が来るぞ!→メッセージに新着みたいな。もうプロのストーカーですよね。

差し入れした物に対する反応をまず監視でチェックした上で、メッセージで「どうだった?」と聞く流れなんかもう正気じゃ出来ない気がします。私は基本的に正気じゃないので、差し入れしたあんパンに対しての「ちょっと苦手だな」というリアクションを見た上で「どうだった?あれ?もしかして苦手だった?」的なメッセージも平気で送れました。

大丈夫!!ゲームだ!!!

 

面会がやばい

なんかもう設定とか忘れたんですけど定期的に面会ができるんですよ。

この面会はガラス越しに行われているので、スマホの画面を上手く使ったナイス演出だなぁと感心しながら見てました。このへんは割と普通に素敵ですね。

で、なにがやばいって面会の延長方法ですよ。

面会延長=課金なんです。

リアルすぎない?

ゲーム上は看守が「しょうがないですね、ちょっとだけですよ」な雰囲気で見逃してくれてる感があるんですが、実際は金を握らせてるんですよ。

私はこの延長全部課金しましたが、正直に言うとシナリオが見たいというよりも看守に金を握らせたいという思いが強かったです。

内容的にはそれほど重要ではないのでハルトきゅんとちょっとでも多く喋りたい!って方以外は面会を延長する意味は薄いかなと思います。

本来なくてもいいプラスα部分なので若干会話が不自然だったりしますしね。 

 

 

 

このゲーム、とっても雰囲気が良いんです。

設定も舞台である孤島もミステリアスでとても興味をそそられるし

イラストも3Dグラフィックも美しく、BGMも落ち着いていて心地良いです。

ハルトは物静かだけどちょっと可愛らしい面もあって、所謂乙女ゲーの

攻略対象としては珍しいごく普通の青年です。

そんな素敵なシチュエーションに監視というとんでもないスパイスを入れた事により、ただただプレイヤーが狂っていくという楽しいゲームです。

 

システム的には男性向けの方が需要はありそうですが、そのまんま性別を逆転させたゲームを出したら三日三晩燃え続ける気がします。

年齢制限を設けてしまえばいけそうですが、それはそれで別物になってしまうというか。こういう雰囲気は楽しめないかもなぁと思います。

なんででしょうね、男女差別ですよね。

 

はー!女でよかったなー!(大の字)

刀ミュを見てくれ

 

デジャブ。

 

6月26日。

ミュージカル刀剣乱舞のライブビューイングに行って参りました。 

書きはじめたのは行った直後だったのですが、なんやかんやで後回しにしていたら間が空いてしまいました。なので若干記憶が不明瞭な所があるので間違った事を書いてしまうかもしれません。ソーリー。

 

今回の記事もまたお詫びの文章を載せねばなりません。

刀ミュに関してはトライアル版の配信を流し見した程度という不届き者でした。

典型的な買うと満足するタイプなので視聴期間1年というありがたすぎる長さで逆に、いつでも見れるし後でいいかな…となっちゃってました。まじごめん。

前回の刀ステの記事を読んだ方の中には「こいつフルパワーでステを褒めちぎってるけどミュは見てないのかな…ミュもいいのにな…」と思った方がいたかもしれない。

ミュも良かった!本当に良かった!

またしてもドライアイになったよ!

 

刀ミュ本公演の初日にニトロプラス社長のでじたろう氏が「刀ステと刀ミュの2つを楽しめてしまうなんて刀剣乱舞は幸せ者」とおっしゃってたのですが、私もファンとして本当にそうと思いました。

同じテーマで、三日月宗近にいたっては両方に出てくるし比較してしまうのは仕方ないと思うんですけど、というか実際に自分も見る前までは“刀ステとどっちが似てるかな~面白いのかな~”とか思っておりました。 

が、違うんだよ。比べるものじゃないんだよ。

“比べるなんて品がないわ!”的なマナーとかそういう話じゃなくて、なんていえばいいかな。こう、麻婆豆腐とグラタンのどっちが美味しいかとか話してもあまり意味なくない?的な(私は例えがとても下手です)

どっちも美味しいし、どっちかが苦手とかどっちかが特に好きとかどっちも大好きとかいろんな意見があると思うけど、どっちが上とかそういうものじゃない感じ。私はどっちも大好きでした。

 

あえて内容などをすり合わせたりせずにそれぞれの制作陣に任せている的なでじ氏の発言をどこかでみたような気がするんですが、それがとても良い方向に作用してるなと感じます。どちらからもすごく熱意や原作への愛を感じるし、演出や脚本の方が審神者だとしたら役者さんはまさに刀剣男士で、本当に「別の本丸でのお話」といった感じでゲームとリンクしているようでそれが妙に嬉しいんです。普通なら同じキャラクターを演じているのに違いがあるというのはあまり良く無い事なのかもしれませんが、黒羽さんと鈴木さんのお二人の三日月の違いからその本丸の雰囲気だとか審神者の性格や方針などを読み取れるような気がしてとても楽しい。その上どちらもイメージ通りっていう、…よく考えたらとんでもない事だな!?

刀剣乱舞は原作が明確なストーリーを示していないからこそいろんな楽しみ方ができるんだなとしみじみ思いました。秋からアニメが始まりますが、そちらも二種類あるのですごく楽しみです(皆見てね!)

 

 

 

ご存知ない方の為に説明しますと、刀剣乱舞のミュージカルは二部構成になっていて第一部がミュージカルで第二部がライブです。ライブ。

ライブ…?となるかもしれませんが、そこは気にせず配信等でチェックしましょう!最高だから!ここは2016年だから!

 

まずミュージカル。

冒頭の義経と弁慶の二人にグーッと胸を掴まれて気持ちが最高に高まった所に、テーマ曲の『刀剣乱舞』と共に六人の刀剣男士達が現れて思わず泣きそうになりました。

嘘です。ちょっと泣きました。格好良くてワクワクして、ヒーローショーを見ている男児かってくらいキラキラした目でスクリーンを見つめていました。

前回の記事でも書いた通り、2.5次元舞台に疎いというか、舞台そのものに疎いのでミュージカルともあまり縁がありませんでした。なので歌が入るのはどうだろうなぁとか、入り込めるかなぁとかまたしても余計な心配をしていたんですね。学習能力がないよね。その結果がドライアイで号泣よ。

 

そしてライブ。

最初に存在を聞いた時は正直意味がわからなかった。「え?」としかならなかった。でも実際に見てみたらもう駄目です。そんな戸惑いを力技で捻じ伏せる圧倒的なアイドルパワー。「これが現代の戦い方だあ!」と見せつけられて、素直に「そっか!!」となりました。

ミュージカルはなんとなく「これはこうでね、こういう話でね」と説明できるんですが、ライブに関しては「見て!」としか言えないです。見て!!!

 

トライアル版を何度もしっかり見たわけではないのでこんな事いうのもあれかなとは思うのですが、レベルアップしているなと感じました。お芝居も歌やダンスも勿論の事、メイクもすごく素敵になっていて感動しました。役者の方々は皆さん素顔がハイレベルですが、そのお顔立ちを生かした上でのキャラに近づけるメイクというかなんというか。すっごいなぁと配信版でじっくりお顔を眺めてしまいました。そういった細かい部分も含めた全体の完成度から、刀ミュ制作陣全員の努力や刀ミュへの思いみたいなものがひしひしと伝わってきます。

清光のメイクさんにメイクしてもらいたい。すごく可愛くなれる気がする(自分の顔の可愛さが加州清光役の佐藤流司さん×0.001な事実は棚に上げよう!)

舞台メイクなので一番意識するのは客席から見えるお顔だと思うのでかなり濃い目ではあるんですけど、可愛いんですよね。不思議です。

 

 本当はストーリーやライブの内容等に関して素敵な感想を述べたいのですが、まだご覧になっていない方がいらっしゃるかもしれないので配信やDVD等で是非見ていただきたいのと、小生の語彙がなさ過ぎて「すごかった」「泣けた」ばかりになってしまいそうなのでまた役者さんに対する感想などを述べたいと思います。しゃべりたいねん。

(7月に行われたFC会員限定のプレミアムライブに運良く当選し、ついに生で皆さんを拝見出来たのでそこでの感想も交えてお送りします)

 

 

三日月宗近

視線がもう天下五剣。

以前、黒羽麻璃央というお名前を初めて拝見した時に「華やかな名前だなぁ」という感想を抱いた事を覚えています。華やかなのは名前だけじゃなかった…!

三日月宗近に相応しい優雅さと美しさ。黒羽さんの三日月は『天下五剣』であるという説得力がものすごかったです。ナルシストという意味ではなく、自分が美しくて優れているという事を自覚しているタイプの三日月でした。何度も並べて申し訳ないのですがひろ近に美しいと言ったら「そうか?」と笑いそうだけど、まり近は「そうだな」と笑いそうなんですよ。私にとってはどちらのパターンも正解なのでこういう差はとっても面白く感じました。黒羽さんのイベントに行かれた方のレポで知ったのですが、演出家である茅野イサムさんと「最後まで役でいる」という約束をなさっていたそうで、まさに最後の一瞬まで三日月宗近そのものでした。

プレミアムライブで生で見たお姿はもう映像で見ていた時以上にキラキラ輝いていて本当にかっこよくて何もかも素晴らしかったです。

(以下は読み飛ばしても大丈夫です)

あの私、本当に全員大好きなので限りなく箱推しなのですが、プレライに行くにあたってどうしてもうちわを持って行きたくって。で、箱だと解りにくいから個人にしたくて。それで二週間くらい悩みに悩んで、漢道で三日月の背中を見ると異常にドキドキする点などから最推しは三日月!という結論を出して三日月うちわを持って行ったんですよ。それでね、ライブが超楽しくて。幸運な事に席がかなり前方の通路側だったのでもう近すぎて超楽しすぎて、めちゃめちゃ笑顔で三日月うちわをかざしながら青いペンライトを振っていたんですよ。そしたらね、あれは“描いていた未来へ”の終盤だったかな…、ステージ上の三日月宗近がこっちを見たんですよ。あれ?と思っていたらね、こっちに向かって手を伸ばされたんです。あれれれ?と眺めていると、三日月が私を見ながら数秒間歌ってくれたんですよ。その瞬間、「あ、これか」と思いました。これが皆が言ってるファンサってやつか…とね。ただただ目が合っただけかもしれないのですがもう頭が真っ白になっちゃって…気が付いたら次の曲(ダンサーの方のステージ)に移っちゃってましたね…。あれ、夢だったのかな…なんだか怖いな怖いな…とペンライトを握っていた手を動かそうとしたんですがね…。何かがおかしいんです…。変だなやだな怖いなと手元を見てみると…

その手がね…、震えて動かなかったんですよ……。

思わず稲川淳二調になってしまいましたが誇張は特にしておりません。本当に手がブルブルしていたので、ファンサの衝撃で脳にダメージを負っていたんだと思います。生まり近の威力はそのぐらいものすごかったです。お見送りの際も緊張しすぎてうちわを持ちながら会釈して通り過ぎようとしちゃったんですけど、前を通る時に目を見ながら「また会える日を楽しみにしているぞ」とおっしゃってくださってもう三十路は隣にいたはずの石切丸を見た記憶がございません!「また~」のお言葉も直後は何を言われたのかよく思い出せなくて4時間後にようやく蘇りました!私の脳を何度も止めないで!

 

小狐丸

腹筋が眩しすぎる。

ワイルドな見た目とは裏腹に、マイペース軍団な三条派の中では一番常識的だったりします。石切丸と意見の違いで言い争ってしまった加州への諭すような助言の仕方や、二人が話をできるようにそっと立ち去ったり本当に上品で紳士な小狐丸なんですよね。そんな感じで普通にしている時は野性味をあまり感じないので、殺陣の時の足技多めなところとか「ここでワイルドさを出すか~!」とギャップが堪らないです。

トライアルと本公演でメイクとヘアメイクが結構変わりましたね、より自然になった気がします。小狐丸の衣装は胸元が大きく開いているので、小狐丸役の北園涼さんの“イラストを再現したんかよ!?”と思うくらいのパーフェクトな胸筋が拝見しやすくてとてもありがたかったです。

プレミアムライブで間近で見た小狐丸はめちゃくちゃ格好良かったです!

勿論映像で見ていた時も格好良かったのですが、間近で拝見するとそれまでの認識の5倍くらいの格好良さで衝撃を受けました。小学生のような感想しか出てきません。そして例の腹筋も至近距離で見ることが出来ました。本当にありがとうございました。

 

石切丸

石切丸って実在したんだな、と思いました。

あの優しげな声のトーンといい容姿といい、石切丸役の崎山つばささんは石切丸そのものでした。その分加州清光へ怒りを露にするシーンでもしっかり石切丸なのがすごかったです。他の皆さんもそうですが、ゲームに答えが無いものだらけなのに“この表現の仕方はちょっと違うんじゃない?”とならないのが本当にすごい。見た事ないのに見た事あると思わせてしまうのですよ。石切丸はステータスの機動がネタにされるほど遅めなので、そういうネタが仕込まれていると原作ファンとしてニヤニヤしちゃいます。

プレミアムライブでは石切丸は自分の席があった下手側によく来ていたので一番間近で見れた気がします。ファンサービスをなさる様子もたくさん見れたのですが、うちわに書かれた内容への反応の仕方がすごかったですね。読み込んでそれに対してコメントをする感じで手厚いサービス。私が参加したのは18日の19:00の回だったので禊が石切丸でした。心の底からキャーキャーしました。

とても間近で通常衣装姿を拝見するチャンスだったのに、お見送りの時の石切丸の姿を一切覚えていないのが悔しいです。三日月のせいです。

 

岩融

ミュージカルでは一番泣かせられました。

岩融役の佐伯大地さんが優しさや温かさをとても大事に表現してくださっていて、それがとても良かった。岩融ってその容姿やセリフから受けるイメージはもっと荒々しいと思うんですけど、とっても優しいキャラクターなんです。その優しさや、上品さを大事にしてくれているのは本当に嬉しい。お話の核となるキャラクターの一人なので印象的なシーンも多いです。今剣とのシーンもすごく好きなんですが、個人的には弁慶とのやり取りが特に心に残っています。弁慶と対峙した時に「かつての主人が強くてな」というセリフがめちゃくちゃグッときます。

プレミアムライブの岩融でものすごく印象に残っているのが、歌ったり踊ったりしている姿ではなくて客席を眺めていた時の姿です。歌の合間に客席をじっと眺めてらっしゃったのですが、その眼差しが何ていえばいいのかな…すごく慈愛に満ちていて思わず泣きそうになっちゃったんですよね。客席に座っている一人一人を本当に愛おしそうに大事そうに見てらして、“ああ、彼は本当に岩融だな…”とその時強く思いました。

 

今剣

今剣を再現できる成人男性が存在する奇跡。

今剣は短刀なので文字通り武器が短く殺陣の際は動きが目立たなくなりそうなのですが、「飛んだり跳ねたりお手のもの」というセリフもあるように今剣演じる大平峻也さんは実に身軽で本当に舞台上を飛んだり跳ねたりしていました。ばびゅーんと軽々こなしてらっしゃいましたが、運動量は人一倍あったのではないかと思います。

ミュージカルでの今剣と今剣の持ち主である源義経のシーンは思い出すだけで涙腺が緩んでしまいます。今剣好きな方には是非見ていただきたいお話です。

そしてライブ!これがまたすごかった。ライブ時の今剣は可愛らしさの他にちょっと余裕みたいなものが感じられて一段と魅力的でした。MCもお上手そう。

プレミアムライブの際に客席を駆け抜けていくお姿を拝見しましたが、ファンサービスの仕方が非常にスマートでした。うちわにかかれた文字を読んだ瞬間その内容に対応して体が動いている感じ。すれ違いざまにパッとこなしていくんですけど、それが適当じゃなくてちゃんとお客さんの顔を見て笑顔でなさってるんですよね。

お見送りの際も全員にレスポンスを返してたんじゃという勢いでお客さん達と触れ合ってくださっていて、見ているだけでもすごく幸せな気分になれました。

 

加州清光

ミュージカルでもライブでも頼れる隊長。

佐藤流司という方はすごい役者さんだ、と全編通して思い知らされました。いやほんとすごいんだって!見て欲しい!主である審神者と相対している時はめちゃくちゃ可愛いし、新撰組としての生き方を語る姿は実に勇ましいし、ライブでのアイドルっぷりは某J事務所のトップアイドル級なのではというほどだしでもう、すごかったです!

 なんということだ。書きたいことがいっぱいあったからラストに取っておいたはずなのに語彙が死んでしまった。見よう!見れば解る!本当にすごいんだ!

プレミアムライブでは眩しすぎてあまり直視できませんでした。なのでどうか、なんらかの手段で映像を売り出して欲しいです。そして皆に見て欲しい!

ね!見ようね!

 

 

そして刀剣男士以外の役者さんも本当に素晴らしい!

源義経役の荒木健太郎さん、そして弁慶役の田中しげ美さんには前述したとおり始まった瞬間から心を掴まれてしまいました。源頼朝役の奥野正明さん、藤原泰衡役の加古臨王さんの熱演も素晴らしかった。

さらにアンサンブルの皆さんも全力でミュージカルをサポートしてくださっていました。

スタッフの方々を含め全員の方にお礼を言いたいです。

素晴らしいミュージカルをありがとうございました!

 

秋の公演もやっとチケットを確保する事ができたので(FC&CD先行は全滅だった)とっても楽しみです。厳島神社の公演も当選できたら是非行きたいです。

あ、今日はらぶフェスの当落発表だ!

 

 

刀剣乱舞という作品によって好きな物がどんどん増えていくなぁ。

人生とっても楽しいです。財布は結構やばいです。

 

 

 

ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~[通常盤]

ポケモンGOがすごい

 

いやもうすごいのはわかりきってると思うけど、思っていたよりすごかった。

 

去年、ポケモン好きの友人から「出たら一緒にやろう!」とポケモンGOのPVのURLが送られてきた。その素晴らしい内容に感心しながらも“これはPVだから楽しそうなだけで、実際はこんな風にはならないだろうなぁ”と思ってしまったのを覚えている。友人には申し訳ないが、たかがスマホゲーの意識がどうしてもあった。そしてそのまま、ポケモンGOの存在は頭の片隅に押しやられてしまった。

 

それから一年近く経ち2016年の7月に入って暫くした後、世界はパニックになっていた。ポケモンGOがリリースされたのだ。

爆発的なヒット、そしてゲームの内容故にさまざまなトラブルも発生していた。ネガティブなニュースも山ほど耳に飛び込んできた。むしろそういった情報の方が多かったかもしれない。

でも、それ以上に無邪気に喜ぶ大の大人達の笑顔にワクワクした。お前らいくつだよ!と思ってしまうくらい皆ポケモンに夢中だった。

 

 

20年前。とある同級生から「ポケモンって知ってる?」と聞かれて、知らないと答えたらめちゃくちゃ馬鹿にされた事を未だに覚えている。

悔しくなって死ぬほど駄々を捏ねてポケットモンスター赤を手に入れた。それが私のポケモンとの出会いだった。

学校が厳しくて持って行く勇気が少々足らなかったので、通っていた塾のベンチでケーブルを使って友達とポケモンを交換して遊んだ。その友達はコロコロコミックで応募しないと手に入らなかったポケットモンスター青を持っていて非常に憧れた(のちのポケモン好きの友人である)

その後もゲームというメディアから離れる事はなかったので、ポケモンはコンスタントにプレイしている。ここ最近だと一番やりこんだのはXかな。ポケパルレと着せ替え機能がとてもよかった。メガ進化て…!となったりもしたけど、ポケモンは常に面白いゲームだった。

 

しかし、ポケモンGOはもう面白いとかそういう次元ではなかった。

アプリをインストールして下調べもせず手探りでプレイしている最中に現れたゼニガメに思わずモンスターボールを投げてしまった。私の人生初ポケモンヒトカゲだったのでヒトカゲにしようと決めていたが、「うわ!ゼニガメだ!」と思った瞬間手が勝手にボールを投げていた。ごめん、ヒトカゲ

昨今のゲームには必ずあるはずのチュートリアルも特になく、ただポンとポケモンのいる世界に投げ出された気がした。

 

20年前に憧れていた世界にまさか三十路になってから足を踏み入れる事が出来るとは夢にも思わなかった。ポケモンを取る為に外に飛び出すようになるなんてちょっと前の自分に言っても理解できないと思う。離れた場所にあるコンビニに歩いて行ってみようかな、とか本当にやってしまう。世界が変わった感触がする。

 

今日、上記のポケモン好きの友人を含めた友達数人と渋谷~原宿にかけて歩きながらポケモンを探してみた。炎天下の中、良い年した女達が「うわ!〇〇だ!」「まじかよ!渋谷すげえ!」なんて言いながらスマホを弄くる姿は実に滑稽だったとは思うが、とても楽しかった。チラシを配ってるおばちゃんが「ポケモン取れてる?」なんて話しかけてきたりもする。それがなんだかNPCのセリフみたいで面白かった。

地元と渋谷のポケストップの数の差すら面白い。マサラタウンヤマブキシティタマムシシティの違いみたいでワクワクしてしまう。

見事なまでに童心に帰れてしまうのは、私達がジャストなポケモン世代という点も大きい。草むらでポケモンを探すという憧れの行為を代々木公園で実現してしまった。

その代々木公園には同じくポケモンGOプレイヤーがたくさんいたが、思っていたほど異様な光景ではなかったな(人気のスポットだとまた違うのだろうけど)

 

いろいろと物議を醸し出しているゲームではあるけれど、実際に触れてみて

私はただただ「夢が叶ったなぁ」と思った。

刀ステを見てくれ

基本的には周りの目を気にする事なくtwitterで好き勝手呟いていたのですが

30代に突入してから主にオタク方面にどんどん自制が効かなくなってきて

「延々好きな事だけ喋っていたいし字数足らんしブログの方がいいんじゃない」

と気付いたのでブログにします。

 

しかし今後もtwitterで好き勝手に呟き続けるので何も変わらんというか

どちらかといえば悪化です。

昔やっていた時も内容の痛さに耐えきれなくなって消したのに学習しません。

ここもいつか埋め立てるでしょう。

 

 

そんな事はどうでもいいんだ。

刀ステ(正式名称:舞台 『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺)を見てくれ。

(心の底から全文ガッテンガッテンした素晴らしい感想を書かれた方が

既にいらっしゃるのでネタバレOKな方はこちらを全力でお勧めいたします)

noragohan.hatenablog.com

 

 

配信開始から数日経っても“皆見て欲”が治まらず。

本当に素晴らしかったからたくさんの人に見て欲しいんだけど、気持ちが先走りすぎてとりあえず見てくれと連呼してるだけだったので、その「見てくれ!!!!!」って気持ちを説明(出来る気はしない)しようかなと思いまして。

核心に迫るネタバレはしないので読んでみて気になったら、配信またはDVD及びBDで見てくださると嬉しいです。

でもできれば配信を今すぐ見て欲しいです。

皆の感想が見たい聞きたい歌いたい。

(書き終わって読み返したんですけど、読む気を削ぐ長さで申し訳ないです。

我慢して読んで…!というかネタバレ抜きでこの長さってなんでだ…!?)

 

 

2.5次元舞台との邂逅

所謂2.5次元という物にほぼ触れずに生きて来て、今後も見る事はないだろうと思っていました。3次元はな…みたいなマイナスな感情はないけど興味もないって感じでね。2次元のキャラクターが動いている姿を見たければアニメの方がいいだろうし、何より舞台というのがいまいちよくわからん。なぜ舞台なのか。

続々と人気漫画やアニメの舞台化が発表されている昨今、イケメン俳優達が活躍する場として作品が使われているだけなのでは?というような感覚が多少なりともありました。

 

それに関して、ここで深くお詫び申し上げます。

本当に申し訳ありませんでした。

完全に私が間違っていた。敗訴の紙を掲げて走り回りたい。

刀ステを一番見るべきなのは、なによりも原作ファンです。

今はそう断言できます。

 

 

5月某日。

「北千住めっちゃ遠い」と思いながら、シアター1010に刀剣乱舞の舞台を観に行きました。(前述の通り舞台と言うもの自体にはさほど興味はなかったものの、刀剣乱舞は「もう好きとかそういうんじゃないんだ…」というくらい思い入れがあるので刀剣乱舞のお話だったら見てみたかったのです。)

開演の少し前に会場に入ると既に周りには他の観客の方々が着席しており、前を通る際に軽く会釈をしながら席に着きました。二階席の最前列という、少しだけ手すりが気になるもののとても見やすい席でした。ステージ意外とちっちゃいなとか、セットシンプルすぎじゃないかななど今思えば笑止千万な事を思いつつ早く始まらないかなとぼんやりしていました。

 

その時、隣の女性が後ろの席の方々に向かって

「もし前のめりになっていたら遠慮なく肩を叩いてくださいね」

と話しかけていたのを覚えています。

なぜそんな事を言うのかなと少し考えて “あぁ、身を乗り出して手すりの下を覗き込むような体勢になって後ろの人の視界を遮らないようにか” と納得しました。この時は随分と心配性な人だなと思ってしまいましたが、彼女の気遣いがあったおかげで自分が前のめりになりそうになった時にハッと気付く事が出来たのでとても感謝しています。

 

人は熱中すると体が前に出てしまうという事を身をもって知りました。

更に夢中になりすぎて瞬きを忘れるとドライアイになるという事*1も知りました。シーン関係なくずっと泣いている女に見覚えがありましたらそれは私です。 

その節はお見苦しい姿で失礼致しました。

 

もう既にたくさんの方々に語られまくってる事なのですが、刀剣男士は実在しました。知らなかった!フィクションだと思ってたから!

私の語彙力の無さゆえにこれ以上の表現が出来ないのですが、実在したんです。大げさに聞こえるかもしれないけど、本当にキャラクターそのものでした。

そして、1年以上ずっとゲームをやりこんでいるからこそ思う。

「よくここまで役作りできたな…!?」と。

 

刀剣乱舞の情報量はとても少ないです。*2

キャラの容姿と多少の説明を含むボイス、あとはキャラ同士の掛け合いがほんの少しあったりなかったり。それくらいです。ゲーム画面のキャラクターは動いたりしないので基本的に数種類の立ち絵以外の姿を見た事がありません。 

なのでぶっちゃけてしまうと、舞台上の世界に入り込めるか少し不安でした。見た事がないものを見せられるわけだし、そもそも2次元のキャラクターをそっくりそのまま再現できるわけはないだろうし。なんていうかこう俯瞰というか、ちょっと引いた所から見ちゃうかもしれないなと思っておりました。

 

始まって数分後、完全に目の前の世界に入り込んでいました。そもそも心配していた違和感が無いんです。情報を組み合わせて、想像して、自分の中で作り上げていた刀剣男士達が目の前に存在したのです。

「似てる~!」じゃなくて「ほ、本物だ~~~!!!」でした。

三日月宗近がお茶を啜る姿も、山姥切国広が体育座りで蹲る姿も、へし切長谷部のお辞儀の角度も、鶴丸国永の欠伸も、薬研藤四郎の膝小僧*3も「ああ~!知ってる~!見た事ある~~!」と本気で思いました。

見た事がないはずなのに見た事があると思えるくらい、完璧にキャラクターになりきってくださっていて本当に感謝しかなかった。

 

でももしかしたら、ゲームをめちゃめちゃ素直に楽しんでいる人だと多少違和感があったかもしれない。

例えば、ゲームのへし切長谷部というキャラクターは基本的にとても丁寧に喋るし戦闘以外では声を荒げる事はありません。それに対して刀ステのへし切長谷部は怒ってばかりだし、時には胸倉を掴んで怒鳴りつけたり…。

 

だが待ってくれ!これ解釈違いとかそういう話じゃないんだ!

長谷部が優しいのって、基本的に私(プレイヤー)に対してだから!!!

私が見てない時の長谷部ってああなのよ!わかって!特に今回は不動が、ね!

今後鑑賞する人はエンディングの長谷部のお辞儀の時の表情を見て欲しい。

あれ私(達)に向かってやってるからあんなにガラっと変わるんですよ。

大丈夫、正気です。

そのぐらいキャラクターが研究され、足りない部分が補完されていたのです。

 

既に文字数が割とあれですが、それぞれのキャラクターについて一通りお喋りがしたいのでします。

 

三日月宗近

第一声が鳥海浩輔さんの声でした。

舞台に疎い私でしたが三日月役の鈴木拡樹さんのお名前だけは存じておりました。そしてすぐになぜ私でも名前を知っていたのか思い知らされました。

とんでもない実力者だからだよ…!

頭のてっぺんからつま先まで寸分の隙もなく三日月宗近でした。ちょっとした所作から滲み出る“平安”らしさが本当に凄かった。街中で「この人物は何時代の人でしょう」と鈴木ひろ近を見せながらアンケートを取ったら、全員が平安時代と答えると思う。紅白戦での山姥切国広をからかう様な戦い方や終盤での強敵相手との本気の戦い方、それら全てから滲み出る強キャラ感。あれは完全にレベルがカンストしていました。

終始穏やかで優しげだったのにも関わらず、相手に畏怖の念を持たせるようなそんな少し怖い面もあって“嗚呼、神様だ…”と手を合わせました。(本当に合わせた)

 

山姥切国広。

綺麗とか言うなとか無茶言わないでくれ。

私の初期刀も山姥切国広でとても思い入れの強いキャラクターでしたがもうね、荒牧慶彦さんのまんばちゃんはパーフェクトでした。名刀山姥切の写しとして生まれた刀なのでコンプレックス故に少し屈折した所があってね。でも本当は真っ直ぐで真面目な子なの!それを表現してくれて本当にありがとう…!舞台上のまんばちゃんが成長していく姿を見ていたら親心が爆発して泣いてしまった。

うぅ、うちの子が…。主とっても嬉しいよ…。

思い入れが強すぎて変な方向に行きそうなので殺陣時の布の話をします。山姥切国広のトレードマークであるあの布をあそこまで美しく翻せるとは本当に驚きました。まんばのキャラクターデザインは大好きだけど正直あの布は絶対邪魔だよね!翻しつつも左手に持った鞘で抑えて広がり過ぎて体に絡まないようにされてて、どれだけのあの布の扱いの練習をされたのか素人にはよくわかりません。

うちの子は本当に凄い。

 

宗三左文字。

「とんでもねえ美人が現れたぞ…!」

最初に登場した瞬間、心が騒めきました。

キャラクターのビジュアルをご覧になればわかるように恐らく一番“無茶やろ!”感のあるデザインだと思います。更に声も少し高めで喋り方も特徴的で、演じるのが非常に難しかったと思います。しかし世の中には再現できる人がいるものなんですね。宗三役の佐々木喜英さんには本当に感服いたしました。

終盤の宗三のとある表情を見た時「あ、今国が傾いたな」と思いました。

女性的な立ち振る舞いとギャップのあるワイルドな殺陣がとても良かった。

刀ステの宗三はとても重要なポジションにいます。これに関して説明なんていう野暮な事はできません。是非是非本編をご覧になってください。

原作原理主義者の私が刀ステを通じて宗三の事を更に好きになりました。

これってすごい事だと思う。

 

不動行光。

刀ステを見る事で一番見方が変わる刀だと思います。

不動行光がなぜああいった性格なのか、なぜあんなにも信長に拘るのか。その理由は劇中の三日月の「物に心が宿る」という話のおかげで理解できました。

不動役の椎名鯛造さんの演技力が本当に素晴らしくて、公演やライブビューイングや配信でもう何度も何度も見たはずなのに泣かずに見れないです。むしろ見ていない時でも思い出し泣く。どんな説明をしてもネタバレに繋がってしまいそうなので、宗三の項目でも書きましたがどうか本編をご覧になってください。

不動の殺陣は、顕現したてという事もあり最初はぎこちない動きです。そのぎこちなさや戦いに慣れていない感じを表現できるのは椎名さんの高い技術があってこそだと思います。そしてあの真剣必殺も完全再現されています。本当に凄い。

 

へし切長谷部。

長谷部だった。

本当に長谷部だった。私はへし切長谷部を見る為だけに福岡に行くぐらい長谷部というキャラクターが好きで、所謂推しキャラです。ルックスや声の再現の素晴らしさは勿論の事、長谷部という刀の持つ複雑な思いをそのまま抱えた状態で演じてくださっていて本当に嬉しかったです。なんていうかね、他の役者さんも皆さんそうなんですがね、演じている和田雅成さんが長谷部そのものなので上っ面感がないんですよ。怪我をした小夜にかける時の声は優しげな声じゃなくて怪我をした小夜を気にかけている声なんですよ。だらしなく酒に酔っている不動にかける声は怒っている声じゃなくて不動を厳しく律する声なんですよ。

わかりますか。(わかりましょう)

真剣必殺時の腹筋が理想的すぎると思っていたら、実際に長谷部の体を意識してあのバキバキすぎない腹筋を作ってくださっていたようで。ありがてえよ…。

和田さんの軍議での戦いの全てを是非見たいです。どうか!DVD及びBDに全軍議シーンを収録してください!どうか!別売りでも構いません!!!

 

薬研藤四郎。

あの短パンを履きこなす成人男性がいたという奇跡。

いやー、かっこいい。思わずどストレートな感想が飛び出したぐらい男前の薬研藤四郎でした。なんであんなに男前なんだ~!

演じている北村諒さんのルックスが素晴らしいというだけじゃなくて、中身も男前の我々の薬研ニキが現世に存在したんだ。

書きたい事は山ほどあれど、薬研のマリアナ海溝のように深い懐を思い出して泣いているのでうまく言葉に出来ない。なんで白衣着て鍬持ってるんだ…。

薬研の殺陣は他の短刀達と同じように自身の体も武器にして戦うスタイルです。蹴りが、その蹴りがやべえんだ。短刀なのに、短パンなのに最高にかっこいいんだ。まさに薬研。

語彙で解決するのはもう無理だから、どうにかして伝わってくれ。

真剣必殺の時にあの柄ラー垂涎のセリフが聞けます。Don't miss it!

 

江雪左文字。

宗三左文字と並んで再現の難しそうな江雪左文字。

見事に再現されてました。なんでだよってぐらい再現されてました。

そして江雪さんを演じる輝馬さんは私の中で、“あの衣装で良く殺陣ができるね大賞”を三日月役の鈴木さんと並んでW受賞しました。

衣装もさることながら、あのウィッグが…!死ぬほど長い上に特徴的な前髪のせいでだいぶ視界が悪かったのではなかろうか。

江雪さんの殺陣は他の刀剣と比べるととても動きがシンプルかつゆっくり目です。でもそれが本当に江雪さんの強さ、そして戦うという行為への悲しみが表れていてすごく良かった。一太刀振るうだけで的確に敵を倒し、長い髪を乱すことも無い。流石レア4太刀。

江雪さんが物語の終盤に宗三にかける言葉が本当にグっときてね、皆に見て欲しいね…。左文字兄弟は本当に尊い。お互い支え合ってる姿が心に残りました。 

 

鯰尾藤四郎。

刀ステの鯰尾藤四郎はとても無邪気な良い子でした。

だからこそ、大阪城の回想の再現シーンでの鯰尾の目が忘れられない。鯰尾の無邪気さの裏側にある大事な物が欠落しているという事実を突きつけられて胸が痛くなりました。ただ明るいだけのキャラクターではないという事を、鯰尾役の杉江大志さんは意識されたのではないかなと思います。

 鯰尾の殺陣は刀を体の一部として扱っているような動きで、短刀とはまた違って面白かったです。大胆に懐に入り込んで敵の手首を掴み動きを封じて切りつけるという戦い方を見た時審神者はめっちゃドキドキしました。短刀勢を含め、リーチの短い刀の戦い方がとても興味深かった。敵との戦闘中に首を傾げて「どうしよっかな?」と迷ってる仕草をする鯰尾を見てくれ!頼む!本当にあそこは鯰尾すぎて変な声が出そうになりました。カーテンコールでのいち兄が起こした事件の時、隣の鯰尾が自分のマイクを外して渡そうとしていたらしいので早くDVDでそのシーンを確認したい。

 

小夜左文字。

身体能力がまじでぱねえ。

小柄な体から繰り出される鋭く高さのある蹴り、迷い無く喉元を切り裂く無駄の無い動き。当たり前のように敵を殺そうとする、「復讐」という悲しい思いを背負って生まれた短刀の小夜左文字がそこにいました。

ゲームの小夜左文字は確か身長が一番低いキャラクターなので流石に違和感がお仕事しちゃうかなと思ったのですが、全く働きませんでした。足を開き腰を落としている体勢が多かったのはもしかしたら身長をカバーする為だったかもしれません。ですがとても自然というかむしろその体勢が小夜らしかった。

常に眼に力を入れ睨むようにして三白眼ぎみにしてらっしゃったのでカーテンコール時の素のお顔がまるで別人だったのが印象に残りました。小夜役の納谷健さんは今作がデビュー作らしく将来有望すぎて腰を抜かしそうになります。演技もさることながら、戦闘シーンが本当に素晴らしい。

 

燭台切光忠。

燭台切光忠より背の高い燭台切光忠が存在していいのか。(いいのだ)

ルックスが本当に本当にパーフェクトに燭台切光忠でした。実は他の役者さん方はさほど原作に忠実な身長ではないのですが、身長187cmの東啓介さん演じる燭台切が舞台にいると、グッとリアリティが増していたように思えます。

正直言ってしまうとインパクトの強い場面が多すぎてそこばかり記憶に残ってしまっているのですが、不動に対してのやれやれという困った笑顔や共闘中の鶴丸に対するフッと笑った瞬間など本当に細かい所まで徹底して燭台切のあの感じが再現されていました。

ごめんなさいね、説明が下手で。私の好きなあの感じです。

殺陣は打撃の高さを物語るような力強さが印象的で、特に紅白戦での長谷部との戦いは太刀VS打刀だという事がすごく解りやすかった。あのシーンは配信版で100回くらい見ている。

東さんは御歳二十歳だそうです。その事実を知った時、三十路は震えました。

 

一期一振。

第一声が田丸篤志さんの声でした。

ピシッと背筋を伸ばし優雅に刀を振るう姿はまさにいち兄でした。大阪城の回想シーンで鯰尾を正すいち兄、同じ長兄として江雪を諭すいち兄、訓練中に暴れる不動を叱るいち兄。全てが正しくいち兄でした。私も叱られたかった。

そして軍議でのあのツッコミは卑怯。

廣瀬大介さん演じるいち兄は原作通りの優しい雰囲気や口調な分、戦闘時の無慈悲さが際立ちます。倒れた敵に一瞥もくれず刀に付いた血を振るって立ち去る姿は本当に痺れる。殺陣がまた特徴的で、フェンシングのようなキレがありました。いち兄の刀をくるくるとさせる姿が見たくて配信前にyoutubeのダイジェスト映像の19秒の所を100回くらい見ました。あと問題のカーテンコールマイク忘れ事件ですが、鶴丸役の染谷さんの機転のおかげで後世に伝えられる大事件へと発展した気がします。その目で見てくれ。

 

鶴丸国永。

「鶴丸まじ鶴丸」ともう何度言ったかわかりません。

鶴丸が刀を天に掲げるシーンがあるのですが、あそこは思わず手を合わせたほど理想の鶴丸国永でした。(本当に合わせた) 戦い方も軽やかに遊んでいるようだったかと思えば、声を張り上げて荒々しく敵を切りつけたりそのスイッチの切り替わり方がとても良かったです。刀を肩でトントンする動きを見る度に「あ!鶴丸がよくやる動きだ!」と思いました。ただお調子者なだけではなく、鶴丸国永という数奇な運命を辿った刀のこの世を達観している様子も垣間見えてまじで鶴丸でした。まぁ基本はお調子者なのですが。

刀ステの鶴丸は燭台切光忠と同じでヘビーなお話の緩衝材としての役目が多かったかなと思います。ですが決して添え物ではないんです。むしろあんな添え物あってたまるかい。アドリブを含め鶴丸役の染谷俊之さんが自由に演じられているなぁと感じる部分が多かったのですが、むしろその自由さが鶴丸国永でした。

 

 

そして森蘭丸役の丸目聖人さん、明智光秀役の窪寺昭さんも本当に素晴らしくまさに熱演なさっていました。このお二人と、更に敵役をやられたアンサンブルの皆さんのおかげで舞台の完成度がとんでもない事になっていたと思います。

全員が全員、吃驚するほどプロフェッショナルでした。

 

 

舞台を見終わった後も消えない興奮や感動を必死に堪えながら、「あぁこれか」と2.5次元舞台の醍醐味というものを痛感しました。

見目麗しい役者さんがお芝居をしてる姿を見るんじゃなくて、自分の大好きなキャラクター達が実際に喋ったり笑ったり泣いたりしている姿を見るものなんだ、と文字通り痛いほど感じました。

2次元ではないけれど3次元でもない。

その狭間の、まさに2.5次元の世界を堪能させて頂きました。

本当に目の前にいるんだもんな!そりゃ最高なわけだぜ!

 

演じきってくださったメインの役者陣は勿論、脚本演出の末満さん、アンサンブルの皆さん、スタッフの皆さん、もう関わってくださった全員に大感謝。

その全員を育んでくれたこの国、いやこの星、むしろ宇宙に大感謝。

全てのシーンを通して原作であるゲームの刀剣乱舞をとても大事にしてくださっているのが伝わってきて、それだけで嬉しくて涙が出そうになりました。

本当に素晴らしい舞台をありがとうございました。

 

 

延々「本人だった」と言ってるだけで内容なんてほぼないのですが、誰かの興味を惹けたらいいなぁと思います。

既にいろいろなジャンルに全身浸かっててもう浸かる部分が残っていないので舞台役者沼だけは避けたかったけど、りんりんのたこ焼き屋さん*4のリピートが止まりません。

もうだめだ(100点の笑顔)

 

舞台『刀剣乱舞』 [Blu-ray]
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www.dmm.com

 

見ような!

*1:後日行った大千秋楽のライブビューイングでもなりました。気をつけていたのになりました。

*2:その余白が魅力で流行った面もあります。

*3:薬研の膝小僧は実際に見た事があった。

*4:へし切長谷部役の和田雅成さんのチャンネル